もうすぐお正月ですね
中国輸入をやられてる方ならこの時期は売れ筋商品の春節時期の発注準備で追われてるのではないかと思います。
それをはやめに済ましてからゆっくり新年を迎えるのが良いかと思います。
ライバルが在庫切れしだすこの時期はチャンスでもあります。
なぜ中国や韓国のお正月は毎年日にちが変わるのか?
中国人も日本人も陰暦と陽暦で時期は違うけどゆっくり休んで家族とお正月を祝うことは同じです。
日本は1月1日を新年とする陽暦ですが中国や韓国のお正月は陰暦で計算するので毎年日にちが変わります。
陰暦は月の満ち欠けをもとに太陽の運行を取り入れてるのですが純粋な太陰暦の一年は太陽暦に比べ約11日短く、そのまま放置すると3年で1ヵ月強ずれてしまい、農耕民族でもあった特に東アジア地域では季節がめちゃくちゃになり、暦としてはかなり不都合なものになってしまいます。
そのために太陽の運行を加味し工夫されたのが太陰太陽暦です。
太陰太陽暦では、ほぼ3年に一度(太陽暦とのズレをなくすため)、正確には19年に7度の割合で閏月を設け(置閏法=注)、その年は一年が13ヵ月となり、暦と季節が大きくずれることを防いでいます。
さらに太陽暦に沿って二十四節気が編み出されました。二十四節気に中気を含まない月に閏月が置かれ、年始は冬至の翌々月、つまり立春前後に設けられ、一月には必ず雨水が含まれました。
これにより1年の始めと四季の始めが一致するように工夫したのです。
むろん太陰太陽暦は月の運行を基に編み出された暦なので、常に新月(朔)の日が一日(ついたち)となります。
月は、約29.5日かけて新月から次第に満ち満月を経て、欠けはじめ再び新月に向かうというように、劇的な変化(満ち欠け)を繰り返します。これが朔望月といい、太陰太陽暦(旧暦)のひと月で、二十九日(小の月)か三十日(大の月)で成り立っています。
少し理解するのがややこしいですが月の満ち欠けに基づいているため1ねんを約354日で計算するのですが暦が約11日づつずれていくので季節に合わなくなるため19年に7回うるう月を入れて調整します。
そのため陰暦の正月は1月22日頃~2月19日頃の間を移動するそうです。
中国や韓国の正月の言い方は旧正月または「春節」と言います。
2019年の春節は2月5日になってますね
春節の民族大移動で店も工場も物流も休業
日本の正月と中国のお正月が少し違うのは日本より長く休む習慣があり春節時期に田舎に帰るため一斉に民族大移動がおきます。
なので1月の15日頃を過ぎるとボチボチ早めに休む会社や工場が増えてきます。
1月25日~31日になればもうほとんどが休みになり田舎からきている人たちの大移動爆発となります。
帰省切符を買う行列に並ぶためオムツをして並ぶという信じられない話があります。
並ぶ人が多すぎてトイレに行ってる暇がないという事なんですかね
最後に
そんな春節時期ですが発注は早めの発注勝負が良いと思います。
但し初めて仕掛けるOEMの発注は旧正月明けが良いと思います。
落ち着かない状況で時間が過ぎると中途半端な状態で休みに突入するからです。
工場が原材料を仕入れれなくなったり工員が休んだり休み前でソワソワしたり色々あるので休み明けにじっくり仕掛けた方が余計な失敗が少なくなるということですね。
春節時期は物流から工場も含めすべてが休みに入りますので仕入れたくても仕事する人がいない状態になります。
仕入れたくても仕入れれないので在庫切れを起こすセラーがたくさん出てきますのである意味チャンスです。
何故なら春節の事を知らないセラーや準備不足のセラーは絶対してはいけない売れ筋商品の在庫切れを起こしてしまうからです。
ライバルセラーの在庫切れということですね
1月5日までに売れ筋商品は多めの発注をおすすします
春節時期はある意味勝負の時期とも言えますね
次回は中国人について書きたいと思います。
2月に「中国人セラーに勝てる考え方」についてのセミナーをやる予定です。
詳細は新年年明けにお知らせできると思います。
楽しみにしてください。
アイキャッチ画像の答えですが メイン画像で示すのは販売する商品本体のみに限定します。この例では販売するのはペンシルポーチ1個だけです。購入者の方が4個セットと勘違いするので承認されませんね
販売しない商品が写っていると混乱を招き顧客満足度が低下する可能性があります。
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