今回の記事は今まで人生を生きてきて、過去の経験で学んだ事ことから何が大事なのか伝えたいと思った事を書きました。
今から30年近く前に大阪でアパレル店舗をやっていた頃、日本で知り合った中国人女性の友人が、中国に帰国し北京に住み始めた事から一度北京に来ないかと誘われました。
それまで中国には上海へ3回ほど行っていましたが北京は初めてでした。
店のワゴン商品でよく売れてた中国製スエット上下なども扱ってったこともあり、中国でなにか仕入れる商品がないか、現地でそういう市場の様なとこがないかと思っていたので中国の首都北京に行ってみる事にしました。
万里の長城観光コース780元はぼったくり?
ちょうど日本の正月あけた時期は店が少し暇になる時期のタイミングでもあり、あと観光シーズンではないためチケットが安かったと思います。
30年も前の北京の空港は掘っ立て小屋のようだったことを覚えています。
自分は特に観光は好きでないので、観光シーズンでない真冬でも人が少なくちょうどいいかと思いました。
ただ万里の長城だけは行って見たかったので行く事にしました。
泊まったホテルのベルボーイが1人780元で日本車トヨタクラウンで送迎するとあれやこれや営業してきました。
1元が13円ぐらいだったので約1万円ぐらいですが、友人の彼女も相場がわからずまぁ行ったことないしあまり価格の事を考えずに行こかとなって行く事にしました。
何年かあとでわかったのですが、780元はかなりぼったくられてたみたいでした。
同じコースを北京市内のタクシー貸切で行っても半額以下しないそうです。(現在の価格はよくわかりません)
中国人が良く言う「騙された」てやつかも知れません。
中国で最近はどうか知りませんが、田舎の人やその土地を知らない観光客はよく騙されます。
漢方の病院や飲食店や土産物やすべてが組み込まれててある意味ツアーの様でした。
真冬の万里の長城は坂を歩くだけ
三国志の時代に領土の奪い合いの争いのために衛星からも確認できるほどのものを作り上げ今となっては観光地になっている万里の長城。
長城の坂のずっと上に韓国の時代劇に出てくるような監視塔のようなものが何個もありそこに観光客が何人もいるのが目に入りました。
真冬なので人が少ないですがそれでも監視塔には人がいます。
そこまで行くと何かあるのかあるいは何か見えるのか気になり、何度もしんどい目をして坂を上ったけど頑張ってそこまで行く事にしました。
一番最初の監視塔に行ったけどこれといってなにもありません。
草が生えてるだけのつまらない景色が見えるだけです。
また次の監視塔を見ると人がさらにいます。
頑張ってそこまで行って見ました
また同じです。
そのある意味殺風景な景色を見て、いまから1800年以上もまえにここで領土の奪い合いで戦があったとは思いましたが特に感動もありませんでした。
子供の頃、TVで見た盛岡名物のわんこそばをずっと食べて見たいと思ってて、大人になって食べた時のこんなもんかの感じと似ています。
ただ行くだけで感動する人もいるかもしれませんが、子供の頃からひねくれてるのか、大概のことではすごいと思わないし、その上その頃は商売もどん底で店も潰れる寸前だったので冬の殺伐とした景色を見ても楽しくは思えませんでした。
万里の長城の坂を登る事と人生は似ている
ただ殺風景な景色を見て過去の歴史に思いをはせ、ふと万里の長城を登ることは人生と似てるなと思いました。
今は中国輸入にたずさわりそれを教えたりアドバイスする事しています。
その意味でも中国輸入を継続する事とも似ているなと思いました。
結局精神と体が健康でなければつまらんとおもった景色すら見に行く事も出来ないし、人がつまらんと思った事でも自分は感激するかもしれない感激を味わう事も出来ない。
健康な若いうちはピンとこないと思いますが、結局健康でなければ中国輸入もできないと言うことです。
しんどい目をして坂を登るが如くその繰り返しの中で段々年月が過ぎ年を食っていく。
その食った歳を金で換算すると自分より1歳年が若いのは1歳に対して1億円の価値があると誰かの本に書いていました。
お金がすべてと言うけど本質はそういう事で今のその瞬間が大事なわけで、人生本当色々ある。
色んなものは金で手に入れることができるけど、過ぎ去った過去の時間はどんな大金持ちや権力者もとりもどすことができないと言う事です。
香港の黄大仙での占い
北京の帰り、彼女は春節で桂林に帰省する事と香港に親戚がいるので帰省の途中に香港に寄り道で行こうとなり3泊の予定で行きました。
親戚の方とうろうろしましたが1日は暇だったので、調べてみると求めれば願いが叶うと有名な黄大仙と言う関帝廟のようなお参りするとこを見つけました。
そこおもしろうそうだし行こうと言う事になりました。
長い線香を買ってお参りしたと思います。
お参りしたら暇なのでふと見ると占いの店が沢山連なる占いストリートを見つけました。
女性は大体占いが好きな人が多く北京語と広東語違いますが、通訳させることも兼ねて彼女と行きました。
店は色々な香港映画スターの写真が飾ってあったりしています。
1人のおじさんと目が合いそこに入る事にしました。
記憶がおぼろげですが日本円で1人3万円で2人で6万円と言われたので高すぎると2人で2万円にしてと値切りました。
北京でもいつもあちこちで値切り倒してたので彼女も目を吊り上げ必死で交渉します
結局帰り飯食うから飯代と電車賃も考えてと5000円値引きさせて15000円になったと思います。
笑いながらうちで値切ったお客はあなたたちが初めてと言い値段分の占いしかしないと言いましたがそれでOKとなり占ってもらいました。
私の手相を見ておじさんは目を見開きいきなり凄いと言いました。
これは1000人に1人の手相で国をしょって立つぐらいの人の手相と言いました。
そのあと周りの友人と環境が良くない、なにより自分が努力しない、時間を無駄にしてる、持ってる素質は素晴らしい物があるのにもったいないと言いました。
自分の事ばかりで大事で人生を真剣に考えていないとも言われました。
最後に今からでも遅くない努力したほうが良いあなたは人の何倍もの物を持ってるからと言われました。
まぁおじさんも商売なので話し半分で聞きましたが横で当たってると彼女が私を見つめてきました。
人の言う事を素直に聞かない性格と努力しなくても適当に行けると思ってた事もあり結局その後も努力しませんでした。
30年後のいまとなってはおじさんの言う事を少しでも聞いてればよかったと思うことが良くあります。
人生は1回きりなのに若い時はそれがずっと続くものだと思ってしまい浦島太郎のように自分が歳を喰う事気づきません
これは万里の長城での経験と通じるものがあり時間は有限で素質がいくらあっても日々努力しなければ開花しないと言う事ですね。
中国輸入の現状と競争の実態
厳しさを増す中国輸入アマゾン販売の現場
最近の円安などの影響で、多くの販売者が苦戦を強いられています。
特に
- 副業レベルの販売者
- 会社を退職して専業となった方々
- 資金力の限られた販売者
が撤退して行くのを沢山みてきました。
それぐらい現状は厳しいと言う事ですが、将来を見据え今瞬間を大切に頑張って諦めずに進む
ただ地味で殺風景な景色を見ながらもくもくと坂を上るのと同じ事
万里の長城が教えてくれたことです。
現実直視の重要性
情報発信ビジネスについても触れておきたいと思います。華やかな謳い文句の裏には、実践的な成功例が少ないのが現状です。
楽して稼ぐことは難しいです。
ノウハウの収集に走るよりも、実際の行動に移すことが重要なのではないかと思います。
まとめ
副業本業関わらず将来の為や充実した人生の為に収入を増やす。
その目的は決して間違ってはいません
ただ目的を達成する為の道のりは実際は地味でしんどいと言う事です。
中国輸入を継続して行くうえで大切な3つの事を最後に伝えたいと思います。
健康の大切さ
万里の長城での経験から学んだことがあります。どんなに素晴らしい景色や美味しい料理も、健康でなければ見ることも味わう事もできません。
また健康と引き換えに莫大なお金を稼げたとしてもベットで寝たきりでは意味がありません。
健康があってこそ、様々な楽しい経験や挑戦が可能となるのです。
時間の価値
お金で多くのものは手に入れられますが、過ぎ去った時間は取り戻せません。だからこそ、今この瞬間を大切にする必要があります。
また奥さんや家族とのふれあいの時間もその瞬間しかありません。
時間は過ぎていき周囲の環境と自分自身も歳を喰って変化していきます。
何が大切なのかを時として優先順位を見誤りますが家族や奥さんとの時間は仕事より大切だと確信しています。
人生は自分の思い次第で、楽しくもつまらなくもなります。大切なのは、常に前を向いて進み続けること。そして、その過程で得られる気づきや学びを大切にすることではないでしょうか。
日々の努力
香港での占いのおじさんの言葉ですが「目標に向かって努力できる人が大きなことを成し遂げられる」
いまは胸に突き刺さります。
日々の努力ができる人が中国輸入でも成功するのだと思います。
今年も精一杯取り組もうと思います。
あなたのAmazonビジネスの成功を、心から応援しています!
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