台北にはプレミアム会員限定セミナーで行ってきました。
今回の台北はセミナーが目的ですが、台北は前回までで、紹介した通り安くて美味しいものの宝庫です。
正直広州よりレベルが上ではないかとおもいます。
勿論セミナーの内容が最重要ですが終わった後の美味しい食事も絶対の楽しみです。
茂園餐廳
台北市中山區長安東路二段185號
営業時間:11:30~14:00 / 17:30~21:30
電話番号:02-2752-8587
茂園餐廳さん2日目の夜ご飯で行きました。
初日の欣葉さんより大衆店ですね。
でも大衆店と言ってもその実力は侮れません。
元々メニューがないスタイルで魚屋さんみたいに素材を並べてる店の奥で素材を見ながら料理の方法を選んで注文します。
俺たちもそれに倣いメニューをほとんど見ずにおばちゃんが勧めてくる素材と好きなものを中心に頼みました。
イカの炒めものはプリっと新鮮で絶品でした。
タケノコサラダです。抜群の食感でした。
定番の塩水蝦ですね。
暑いのでタクシーで行きました。
イカの炒め物。何気ないのですが絶品でした。
真ん中は牡蠣オコです。夜市の店とは一味違いました。
紹興酒や製造して18日以内の台湾生ビールとやで1人900元ぐらいだったと思います。
個室は全部で最低7000元使ってくださいとの事です。
初めての方がいて8人ぐらいでしたら個室をお勧めしますね。
外は全員俺みたいな声のデカい人だらけですので、うるさいです。
最近になって日本語のメニューが出来たそうです。
台湾はなぜ美味しい店が多いのか
昔読んだ邱永漢さんの本に書いてあったと思うのですが台湾には路地裏の小さなお店や屋台でもびっくりするぐらい美味しい店があるのだと。。
その本を興味深く読んだことを覚えています。
昔、今の中国になる前の1949年頃中国大陸では共産軍と南京政府軍とで内戦をしていました。
毛沢東が率いた共産軍に蒋介石は追われて南京、重慶、成都と逃げて最後は台北にたどり着きました。
それとともにお金持ちの人たちも台湾へと逃げました。
国が共産国家になるとお金持ちの財産は没収され迫害されるのは確実です。
香港が中国に返還される前、香港の富裕層が大勢カナダに移住したのと同じですね。
その頃の中国ではお金持ちのステイタスの一つとしていかに腕の立つ料理人を抱えているかを競ってたそうです。
美味しんぼの漫画に出て来てたかと思います。
その後大陸からお金持ちと一緒に台湾に連れて来られたお抱えコックの人達も年月とともに自然に外に出て自立する様になって行きました。
そして鬼のように腕の立つお抱えコックの人たちは今度は一般の人に向けて屋台や路地裏に店を構えその腕を振るい家族で経営して行くようになりました。
そういった流れから台湾の路地裏の小さなお店やちっぽけな屋台でもびっくりするぐらい美味しい店があるのだという事ですね。
度小月担仔麺永康店
台北市永康街9-1号
営業時間:11:30~22:30
20年ほど前の話ですが知り合いの社長が台湾女性と結婚しました。
それで台北まで奥さんと一緒に里帰りし、帰ってきてから、まるで何かに憑りつかれたように台南担仔麺、台南担仔麺と俺に会うたび100回ぐらい呟いていたので耳に残り、どんだけうまいねんと思っていました。
そんだけうまいんやったら台北に行った時は絶対台南担仔麺を食べに行くぞと思ってました。
ハードル上げすぎですね。
台南担仔麺の名の通り台南が本場ですが、120年ほど前に台風がよく来る夏場は、漁師だった創業者が漁に出られないため漁でとれた海老を出しに使い、エビだしの担仔麺を発明したそうです。
担仔とは天秤棒の事で天秤棒を担いで売り歩いた麺なので担仔麺と呼ばれるようになったそうです。
歴史が深いです。
そうしてるうちに爆発的に人気が出たため漁師を辞めて担仔麺やさん1本でいく事になったらしいです。
現在で4代目だそうです。
担仔麺が看板メニューですが、それ以外の料理も美味しいです。
担仔麺は小50元でした。
ハードルを上げ過ぎたため衝撃的ではなかったですがパクチー多めでおかわりしました。
ロバポンですね。
名前忘れましたが揚げ出し豆腐美味しかったです。
創業時から使ってる鍋でゼラチンが固まっています。
担仔麺パクチー多めで頼みましたがもっと入れて欲しいです。
カラスミチャーハン絶品でしたがあまりに美味しすぎて写真撮り忘れました。
Yさんはシェアでなく1人前頼んでました。
正解ですね。
商売の神様行天宮
行天宮
プレミアム会員の約束事で、いつも浅草浅草寺の観音様に商売繁盛と家内安全をお願いに上がるのですが、今回台北にも商売の神様がいらっしゃるということで行天宮にお参りにいきました。
お参りするやり方があり、係りの方がレクチャーしてくれます。
おみくじ引いていいかを神様に聞いて引きます。
おばあさんが片言で説明してくれます。
俺は今の自分を信じて正しい事を続けるべきだと説明してくれました。
当たってるかもですね。
犁記餅店
営業時間:9:00~21:00
行天宮の帰りに台湾土産の定番パイナップルケーキ屋さんに行きました。
1個50元の松の実入りを試食しましたが優しい味で美味しかったです。
安いのは1個25元からですね。
最後に
俺は食べ物に興味ある派なので行く先々で安くておいしいものを探します。
世の中食べ物に興味ある方、ない方、人それぞれと思います。
以前NBCのアンケートで懇親会の会費が、5000円~6000円は高すぎると言われたことがありました。
兎に角、懇親会は情報を得る場で、出される料理などはどうでもよく参加費ができるだけ安くついて、金を稼ぐ情報さえ入ればいいと仰った方もおられました。
俺にその話をされるときの目が血走ってて怖かったのを覚えています。
確かに金を稼ぐ情報だけはいればいいのかも知れませんが、それは確実に転売脳で、折角の機会にあまりに淋しいではありませんか。
努力して流行っている店には何か勉強になる付加価値が必ずあります。
それを俺のイベントに来られた仲間の方に伝えたくて、少々高くても良い店に行きます。
しなびたポテトや干からびた刺身が出てくる店には大事な仲間を連れてはいけません。
人生で食べる回数は限られています。
エサとして食べるのかその回数の限られた食事を楽しむのかは人それぞれと思います。
また健康でなければ食を楽しむこともできません。
俺は特に仲間と旨いものを食べてみんなが喜ぶ顔を見るのが好きです。