アリババ仕入れはOEMの第一歩
皆さんが中国輸入OEMを始める際に、必ず知っておかないといけない仕入先は、アリババです。
以前マスクが足りずパニックになった2020年の時のように、ころころ形態を変える工場も沢山あるので仕入れる際には、色々考えておかないといけないことがあります。
まず今のアマゾンで以前のように適当な品質では、いろいろな規制で継続してやっていくのが困難になりました。
継続するために基本的なことは、最低限下記に挙げたこの2つがポイントで、これを必ず確認しないといけません。
①仕入れる商品の品質
②対応姿勢
そのためには、さらにアリババを掘り下げてみないと往々にして痛い目にあいます。
そしてこの見えていない部分に関して取り上げる方も少ないので、重要なことなのに、関心を待たない方が殆どです。
アリババの品質とは?
先ほども述べましたが、アリババ既製品転売から次のステージOEM化に上げていく過程で、工場の品質は最重要課題です。
そして中国の特徴とも言える、羊頭狗肉(見掛け倒し)4000年の歴史と中国の人が良く言う高いものは、品質が良く安いものは品質が悪いを念頭に置いて、工場選びをしないといけません
羊頭狗肉ようとうくにく
「羊頭を掲げて狗肉を売る」の略で、羊の頭を看板に掲げながら、羊の肉を売らずに犬の肉を売るとの意。 看板は上等でも、実際に売る品物がごまかし物で劣悪であること、転じて、見せかけや触れ込みはりっぱでも、実質が伴わないことをいう。
こちらが要求する、日本品質に当てはまる物を生産できる特Aランクの工場は、限られています。
またそれらの工場は、世界中のメーカーから安定して大きな仕事が来るので、アリババを介して顧客を探さなくともやって行けます。
しかしよほどのコネと年間の予算組や大きなロットの発注ができないと、そういう工場に仕事を依頼することは、個人セラーレベルでは難しいと思います。
なのでまずは、ひと手間かけてサンプルを仕入れるか、次にテスト仕入から実売の継続の中で、工場の対応や品質を目で見て判断するのが手っ取り早いです。
またアカウントの健全性について厳しくなった最近のアマゾンで、品質にこだわることは、カスタマーレビューにも直結するので特に重要です。
中国独特のコネ社会は、工場にも言えて付き合いが古く老朋友と言われる間柄なら、極端に優遇してくれる場合も多々あります。
ただ中国の方と深い付き合いがない場合は、やはり代行業者に頼らないといけない部分と、先ほど述べたテスト仕入からの実売の継続方法で、自分が切り開いていかないといけない部分があります。
そこらを加味して代行業者の選択も重要ですし、また事前のサンプル確認とテスト仕入販売をやることは、Amazon中国輸入で必須のことだと言えます。
アリババOEMの成功への近道は、中国の独特の事柄や工場のことやそれに携わってる人のことをよく知ることが大切です。
「信用できるのは、身内と古い友人老朋友だけ」それが大陸中国と中国人と言うことですね