前回友達に教えてもらった東京浅草のお寿司屋さんで関西弁でいちびったせいでワサビ爆弾入りのお寿司を食べた話をしました。
その理由は私が関西弁で調子に乗ってたせいではなく板長さんの手元が狂ったからでした。
なぜ手元が狂ったのかは最後に書きました。
キレまくる屋台の串カツ屋さん
話は大阪で昔洋服店をやってた頃に飛びますが店の人はいろんな人がいます。
仕事帰り黒門市場の近くにあった屋台の串カツ屋さんを見つけ入ってみました。
海老を注文したら「数に限りがあるねんちょっと待ってくれるか」となぜかキレ気味で言われました。
先にいたカップルのお客さんは店主のぴりぴりとした様子にビビりながら注文しています。
高飛車で雰囲気悪い店に来てもたなと思いました。
かなり待つと海老が出てきました。
おなかが減っていたのでぱくつきました。
一口食べるとなんか食感が変でプリッとしてません
すると中まで火が通っておらず真ん中あたりが灰色のままです。
半生の海老を出されて店主のおじさんに火が通ってないと言ったら「うちはこういう揚げ方なんや生でも食える海老使ってるねん」と大声で強烈にブちぎれられたのでムカッとなりました。
その場は「アッそう」と返しましたがそこまで言うならと追加で頼んでもう一度その半生の海老の味を見てみる事にしました。
しかし「海老は今日終わりや」と言われもやもやした不完全燃焼で店を後にしました。
他の串カツは美味しいのに試しに出して客がビビッて美味しいですと言ってしまったのかおじさんなりの考えかわかりませんがやはり半生の海老の串カツは私には合いません。
例えはあってないかもですが二日酔いの朝冷蔵庫の中にあるコーラと思って飲んだらめんつゆやったまでの違和感はないですがそれに近い感覚かもしれません
最初に天使の海老やから半生で食べてみてと言われたら印象が変わっていたかもしれません。
そこから嫌がらせのように毎日行ってそこの半生の海老の串カツを頼み続け黙って食べ続けました。
すると何日か通ったある日おじさんに兄ちゃんも意地がきつい性格やなと言われおじさんと仲良くなり半生でない海老の串カツが出てくるようになりました。
何十年ぶりかに黒門市場の以前住んでた付近に足を運んでみると開店前かわかりませんがブルーシートにくるまれたそれらしき屋台はありました。
しかしながらそれは5年ほど前なので現在どうなってるか先日グーグルマップで見たらその屋台らしきものは見当たりませんでした。
こちらは私が大好きな八重勝さんです。
大好物ベスト5に入る海老フライと牡蠣フライですが
ここのは両方とも最高に美味しいです。
いつも頼んだ事のないメニューを頼もうと悩みますが結局頼まずいつものパターンになります。
ししゃもと唐揚げも塩で食ったら美味しいです。
今度マイ塩持参で行ってみようと思います。
コロナで長い間行けてないですけど。。
板長さんが眼鏡をかけていた
それとは少し違いますが東京のお寿司屋さんで認めてほしい気持ちからそこのお寿司屋さんにちょくちょく通うようになっていました。
ネットで調べたら名前は変わっていますが当時の内装のままでいまも店はあります。
ある日にハマチを頼んだ彼女とお寿司屋さんに行くことにしました。
お盆のころだったと思います。
ガラッと戸を開けて「まいど!こんちは」と挨拶したら板長さんがまな板を洗っています。
そしていつもはかけていない眼鏡をかけていました。
今日はもう終わりですかと聞くとお盆は漁師も殺生しないのでいいネタ来ないんだよねと言われました。
じゃぁと言って店を出ようとするとあるネタだけでいいならと板長さんはまな板を元に戻しました。
「眼鏡かけてるんですね」と聞いたら「老眼がきついんだよね」
「けど板場に立つのに老眼鏡は不細工だろ」といつもよりくだけた口調で言われました。
元高級寿司店の花板さんなら確かにそうかもしれません。
「外さないでいいですよ」と言うと板長さんは眼鏡かけたままで握り始めました。
すると。。。
「あれいつもよりワサビ効いてない」
「普通で美味しいやん」
今日の寿司はいつものワサビ爆弾入りではありませんでした。
板長さんは老眼で手元が狂いワサビの量を間違えてたのだと思います。
最初に東京にいた3年ほどの間よく通いましたが最後までワサビ爆弾の話はできずじまいでした。
名前は変わっても(漢字が変わっただけ読み方は同じ)店はまだあるので1度行ってみたいと思います。