春節とは?
春節とは、中国・中華圏における旧暦の正月である。中華圏で最も重要とされる祝祭日であり、新暦の正月に比べ盛大に祝賀され、中国やシンガポールと大韓民国など9か国・地域では数日間の祝日が設定されている。
Wikipediaより引用
2022年の春節は、2月1日の火曜日です。
春節は、中国輸入で絶対避けて通れない行事です。
中国全体で1か月程度の長期的な休みが、春節休暇です。
この時は、工場物流ともにストップし国民の大移動を伴います。
その前に仕入が集中し、混乱するのは毎年のことですが、2022年はそれにプラスしてコロナ禍や諸々のリスクがあります。
どれだけ混乱するねんと思いますが、春節は嫌でもやってきます。
コロナ禍での春節
丁度約2年前の春節時に、中国からの観光客を無制限に入れたことが、日本でのコロナ禍のきっかけと言っても過言ではありません
そしてコロナは、私たちに重くのしかかってきました。
しかしながらこの世間全体の閉塞感の中、私たちのネット物販業界は、観光や飲食などのサービス業BtoC EC市場規模前年比36.05%ダウンを尻目に、物販系分野は21.71%アップしています。
業界全体は好調ですが、事中国輸入Amazonに関して言うと円安、原油高に国際送料高、そして中国が台湾に侵攻するのではないかという噂や工場の計画停電、金融不安などなど中国サイドとの間のリスクは増大して行ってます。
これらを総合的に勘案すると、中国輸入の生命線である商品の輸送に関して、コロナ禍の影響は免れにくく、また通常ではない不安定なうえで、今回の春節を迎えると言うことですね。
アマゾン中国輸入の変化
Amazonに目を向けると、諸々の規制強化とアカウントの締め付け強化、ブランド登録セラーの優遇措置など、数年前に比べ目に見えて環境は、変化して行っています。
特に中国セラーアカウントも含め去年だけで6000近いアカウントが閉鎖になったそうです。
深圳にいるアマゾン中国輸入セミナーの講師だった、中国人の友人に聞くと、2021年度だけで深圳にあった、日本のアマゾンやってる大中小の会社90%が倒れたそうです。
風速60M級の嵐がふきました。
目に見えて競争が減ったカテゴリーもありますが、変わらないカテゴリーもあります。
こういった状況の中の春節仕入は、早く仕入れた者勝ちと言うことです。
春節時の在庫切れがSEOスコアを下げる
春節時の仕入を穴に例えると、入る穴の大きさは変わらないのに、その穴に入れるタイミングも通常でなく、そこへ一度に物量が増えたらどうなるかと言うことです。
当然パンクします。
一見ピンチのように見えますが、そうなる前に発注計画を立て、売れてる商品の在庫を通常よりも増やし、ライバルが在庫切れし仕入れたくても仕入れることのできない時期に、潤沢に在庫を持てばライバルが、在庫切れしていく中で独占的に販売できます。
そして仕入が平常に戻る3月頃は、在庫切れセラーのSEOスコアは下がるので、ライバルを引き離すチャンスだし、 また逆に周りが在庫切れしていく中、こちらのSEOのスコアが上がれば理想販売売価に近づけるための少しの値上げも、やりやすくなると言うことですね
ただ仕入量が増えるので、資金繰りがしんどいのは当然で悩ましいですが、ライバルも条件は同じです。
今回なら12月中に1月2月分、欲を言えば3月分まで仕入れを終わらせて置き、日本の正月時に最終仕入数調整するぐらいのイメージで、取り組むことをお勧めします。
皆さんがチャンスを掴んで稼がれることを祈ります。